宅建業法で満点を取るブログ

宅建士試験に合格するため1問も落としたくない宅建業法を、要点を絞って解説します。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

取引態様の別

宅建業者は、広告を行う際には取引態様の別を明示しなければならない。 宅建業者が売主なのか、媒介なのか、代理人として売買・交換・貸借をしようとしているのかなど(=取引態様)、その別(=種類)を明確にせよということです。 ここはシンプルに出題ポ…

媒介契約書面

宅建業者は、宅地建物の売買または交換の媒介契約を締結したときは、遅滞なく媒介契約書面を作成して依頼者に交付しなければならない。 いくつか宅建士試験の頻出ポイントとなる注意点があります。まず、媒介契約書面を作成して交付するのは宅建業者です。宅…

専属専任媒介契約

専属専任媒介契約=専任媒介より更に拘束力を強め、依頼者が自ら見つけた相手にも売ることができない(売るときは専属専任媒介契約を締結した宅建業者を通す)媒介契約。 専属専任媒介契約の有効期間は、専任媒介と同じく3ヶ月以内となります。依頼者からの…

専任媒介契約

専任媒介契約=自分で探した相手には売ることができるが、他の宅建業者に重ねて依頼することができない媒介契約。 一般媒介契約よりも自由度は落ちますが、高確率で宅建業者が本気を出してくれる媒介契約です。ただし、囲い込みによる顧客確保で安心してしま…

一般媒介契約

一般媒介契約とは、媒介契約の一種で、依頼者が複数の宅建業者に重複して依頼できる媒介契約をいう。 依頼者は、一つの宅建業者に限定することなく媒介を依頼でき、また、自ら取引相手を探して売買や賃貸借契約を結ぶこともできます。 他の宅建業者に重ねて…

媒介契約とは?

媒介契約には、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介がある。 それぞれの特徴や違い、宅建士試験での出題ポイントは次回より順次解説します。「媒介契約」とは、宅建業者が売買・交換・貸借の手助けをすることを言います。 契約当事者が契約を結ぶ機会だけを作…

弁済業務保証金の取戻し

弁済業務保証金を供託しておく必要がなくなった場合、保証協会は供託所から弁済業務保証金を取り戻し、取戻し金額に相当する弁済業務保証金分担金を宅建業者に返還する。 宅建業者が社員の地位を失ったために弁済業務保証金分担金を返還する場合などは、保証…

弁済業務保証金の供託と還付

弁済業務保証金分担金の納付を受けた保証協会は、1週間以内 に、弁済業務保証金の分担額に相当する額を供託しなければならない。 宅建業者による弁済業務保証金分担金の納付が金銭のみだったのに対し、この保証協会による弁済業務保証金の供託は有価証券で…

弁済業務保証金分担金の納付

弁済業務保証金制度は、社員である宅建業者が保証協会へ弁済業務保証金分担金を納付し、保証協会が供託所へ弁済業務保証金を供託する二段形式をとる。 まず、宅建業者は弁済業務保証金分担金を保証協会に納付するだけでよく、営業保証金のように免許権者へ届…

弁済業務保証金制度とは

弁済業務保証金制度とは、宅建業者を除く消費者が、保証協会の社員である宅建業者と宅建業に関する取引をしたときに、その取引によって生じた損害の弁済を受けるための制度である。 営業保証金と同じく、宅建業者に課せられた担保のような制度です。営業保証…